平成25年度夏季主将主務会議
・トイレット・ブレーク
(a)女子
3セットマッチの場合、1試合に2回、トイレット又は着替えのいずれかの理由
で、原則として5分間のトイレットブレークを取ることができる。トイレットブレークは原則としてセット間にしか取ることができない。着替えはセットブレーク時のみとする。
ただし、ダブルスにおいては、1組で2回であり1人2回ではない。したがって
ペアが同時に要求した時は、2人でも1回と数えられる。また、ペアの1人が単
独で2回トイレットブレークをとってしまったらそのときはそのパートナーには権利はなくなる。
(b)男子
1試合に1回、トイレットを理由に原則として5分間取ることができる。ダブルスにおいては、ペアで2回とする。ただし、8ゲームプロセットマッチの場合は、ダブルスにおいては1回とする。
・ボールマークの調査
(a) ボールマークの調査はクレーコートのみで行われる。
(b) ボールマークの調査は、プレーヤーによって要求され、ポイント終了時,またはインプレー中、そのポイントを中断し、正しい訴えがあったとき、アンパイアのみがその調査ができる。
(c) もしアンパイアが正しいボールマークを確認できないときは、最初の判定が常に成立する。
(d) プレーヤーはネットの向こう側の相手コートへ行き、ボールマークの確認をしてはならない。
・アンパイアが1人だけの試合規則(Solo
Chair-Umpire―S.C.U)
アンパイアが1人だけで、ラインアンパイアのつかない試合における手順は次のとおりとする。
プレーヤーは、ネットの自分側のラインコールについて責任を持たなければならない。これは、ボールのアウト/インの判定について、プレーヤーがセルフジャッジするということを意味している。
プレーヤーが確かなコールをできないボールは、グッドとみなされなければならない。また、プレーヤーがコールのとき、ボールがインだったかアウトだったかを決めるのにSCUからの「助け」を求めることはできない。
プレーヤーの判定が明らかに間違いであるとSCUが判断したときは、SCU
はその判定を変更できる。
(1)
「アウト」または「フォールト」のコールをSCUにオーバールールされたとき、ボールを返球したかどうかに関係なく、そのプレーヤーは失点する。
(2)
明らかにアウトのボールをプレーしたとき、SCUは、「アウト(またはフォールト)」をコールする。
(3)
際どい判定で、オーバールールするには不適当と思われるときは、判定をそのままにする。
ラインコールは、直ちに行わなければならず、「アウト」がコールされるま
では、ボールはアウトとはみなされない。有効なアウトコールは、瞬的にな
されるべきである。
・MTO(メディカルタイムアウト)
1回の怪我に3分。痙攣などの自然的体力消耗による中断は認めない。心臓病などの持病を持っている選手については、診断書の提出により大会本部において認められた場合のみ、MTOを必要とする場合は1回認める。診断書は、本戦初日までに提出すること。
・着衣、持物を落としたとき
インプレー中、プレーヤーがラケットを除く着衣、持物を地面に落としたら、アンパイアはレットをコールし、そのポイントのやり直しを命ずる。そして、そのプレーヤーは警告を受ける。この次に再びラケットを除く着衣、持物
を地面に落としたら、その度に、「故意に相手方を妨害した」として、失点になる。
・ウェア/ロゴ
試合中のユニホームの色は常識的な範囲のものとする。Tシャツ、ウォームアップ、トレーナー類は認めない。(但し、襟なしの女性用のテニスウェアーは認める。)ロゴについては、JTAルールに基づくものとする。ロゴに対するガムテープの使用は認めない。テニスメーカー以外のロゴ(ワッペン、刺繍など)は認めない。
・コード・バイオレーション
違反事項
理由のないゲームの遅延、声による淫らな表現、コーチング、しぐさによる淫らな表現、ボールの乱用、ラケットまたは用具の乱用、言葉での侮辱、その他 スポーツマンシップに反する行為等
※違反に対するペナルティー
違反回数 6の違反
7の違反
8の違反
1回目 警告
警告
警告
2回目
失点 失格 失点
3回目
失点
× 1ゲーム失う
4回目
失点 × 1ゲーム失う
ペナルティー有効期間
1試合のみ
大会期間中
1日のみ